2014年10月 5日 (日)

F1 2014日本GP

開催前から台風18号の影響で開催自体が危ぶまれていたF1日本GPですが、台風の影響ではないところで大事故が発生し、レースは本来53周実施するところ44周時点で終了となりました。

ビアンキ、衝突事故で意識不明…F1日本GP 2014年10月5日(日)18時41分配信 読売新聞

 自動車のF1世界選手権第15戦日本GPは5日、三重・鈴鹿サーキットで決勝が行われ、総合トップのルイス・ハミルトン(英、メルセデス)が優勝した。
 2位は同じメルセデスで総合2位のニコ・ロズベルク(独)。小林可夢偉(ケータハム・ルノー)は19位だった。

 53周で行われる予定のレースは、台風18号による雨の影響でセーフティーカーの先導でスタートし、44周で打ち切られた。レース終盤、ジュール・ビアンキ(仏、マルシャ・フェラーリ)が衝突事故を起こし、国際自動車連盟(FIA)によると、意識不明の重体。

最初に、現時点では重態となっているジュール・ビアンキの無事を祈ります。
「頭部に深刻なダメージを受け意識不明のため緊急手術を行った」との発表もあり、少なくとも来週実施されるロシアでのソチGPへの出場は不可能でしょう。

事故は極めて不運な事故でした。
44周目の第7コーナー(通常・ダンロップコーナー)で、ザウバーのスーティルがスピンアウトしてクラッシュ。
そのマシンの撤去作業中に、マルシャのビアンキも同じようにスピンアウト。
その際に、スーティルの車を撤去していた重機に激突してしまったとのことです。

F1で使われる車両は極めて高度な安全対策が行われており、今回くらいのスピードのクラッシュでドライバーが負傷することはまずありません。
今回の不運は、クラッシュ先が安全対策が施された壁ではなく、重機があり、しかも車高の低いF1マシンは先端部分が重機の下を通り過ぎ、ドライバーの頭部が直接重機に激突してしまったことです。

しかし、これを単なる不運では片付けられなくなっています。
なぜなら、このような事故が2012年にも発生したばかりだからです。
くしくも同じマルシャチームの女性ドライバー、マリア・デ・ビロタがテスト走行中にコース上の車両に激突。
やはり今回同様、マシン先頭部分をすり抜け、頭部が直接車両に激突。右目を失う事故となりました。
彼女は事故の影響で翌2013年10月に亡くなりました。

頭部が露出したF1マシンの安全面での懸念はかなり以前から言われていることですが、一方で、戦闘機のキャノピーように透明なガラスでマシン頭部を覆うという方法には、安全面でもドライバーが車外に脱出する際の妨げになるという側面から導入が見送られています。

もう一つ今回の事故を偶然で片付けられないのにはもう一つ理由があります。
日本GPが今回のような雨天の中でのレースとなるのはTV解説の今宮さんも言っていたとおり、約20年ぶりとなります。その20年前の日本GPでもやはり今回に類似した事故が発生していました。
その事故ではドライバーに怪我はありませんでしたが、やはり他のマシンの撤去作業を行っていたマーシャル(コース係員)の方が重傷を負っています。

ではいったいどうすれば良いのか、という話になってしまうと思うのですが。
それはまた次の機会に。

2014年3月16日 (日)

F1 2014開幕戦オーストラリアGP

 いよいよ始まりました。2014年F1GP。
 今年のトピックはなんといってもエンジンが2.4L自然吸気エンジンから、1.6Lターボエンジンに変わったことです。
 かつ燃料使用量が100kgに制限されました(昨年までは制限が無く、実際には150kgほどの燃料が使用されていました)
 それだけではパワーが低下しますが、KERSと呼ばれていたエネルギー回生システムが強化され、ERSと呼ばれるようになりそのエネルギー蓄積量と出力が大幅にパワーアップしました。
 出力は60kWから120kWへ2倍に。蓄積できるエネルギー量は運動エネルギー(ブレーキ等)が400kJから4MJへ10倍になりました。
 これらをパワーユニットと呼び、これまでのエンジン単体から、エネルギー回生システムも含めたものになったのです。

 長々書きましたが、要するにF1もハイブリッド型のエンジンになったということです(ターボ付き)。

 テレビを見て真っ先に気付く変化はエンジン音です。
 これまでの甲高い爆音から、だいぶ控えめな低音になりました。
 同時に、これまでは聞こえなかったタイヤのスキール音、そしてそのスキール音には、恐らく回生システムのものであろう機械的な音が混じります。
 なんか迫力なくなってしまった感じはありますが。
 でもやはり、技術競争あってのF1ですから。今回のレギュレーション変更、個人的には大歓迎です。

 むしろ悪評高いのは車体の方のレギュレーション変更でしょうか。
 どのチームもノーズの形に違和感を感じざるを得ません。もう少し何とかならなかったのでしょうか。

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 さて。レースのほうですが、昨年1年間のブランクを経て小林可夢偉が戻ってきました。
 が、その小林はスタート1周目の1コーナーでブレーキングで白煙を上げ、前方を走っていたライコネンに接触し左フロントを失い、更にその前方にいたウィリアムズのマッサを巻き込みリタイア。
 予選15位から、ボッタスの降格で14番手スタート。蹴り出しは良く、恐らく1コーナーへは11、2番手くらいで入っていったのですが。
 何とも残念すぎる結果です。
(後ほどチームから発表があり、ブレーキトラブルだったとのこと。それはそれで怖いのですが。。。)

 上位の方ではロズベルグが好スタート。3番グリッドから一気にトップに立つとそのままポール・トゥ・ウィン。
 一方、同じメルセデスのハミルトンはスタートで出遅れると、その後もペース上がらず。開幕前テストでは万全の信頼性をキープしていたメルセデスがあっさりとリタイア。
 予選では12番手に沈んでしまっていた昨年のチャンピオン・ベッテルもスタート前からエンジンの不調を訴えており、結局こちらも早々にリタイア。
 そんなベッテルに対して、チームメイトのダニエル・リカルドは予選2位からポジションをキープし続けて、地元オーストラリアで初の表彰台。
 もしかすると一気に才能が開花しちゃうかもしれません。
 そして3位に入ったのはマクラーレンの新人、ケビン・マグネッセン。
 父親もマクラーレンでデビューしたヤン・マグネッセンの息子です。父のほうはイギリスF3でセナの持つF3最多勝記録を更新して鳴り物入りでのデビューだったのですがパッとしないまま終わってしまいました(ヤンの場合は、本人だいぶ勘違いしてしまったようで。あまり日頃の素行がよろしくなかったようですね)。
 ケビンのレースは新人とは思えない落ち着きっぷりで、チームの先輩バトンを4位に従えてのデビュー戦表彰台。
 ロズベルグ、リカルド、マグネッセンという、非常にフレッシュな顔ぶれの表彰台となりました。

 表彰式で演奏される国歌は、いつもどおりのドイツ国歌でしたが。

 そして忘れていけないのは6位に入ったウィリアムズのバルテリ・ボッタス。
 昨年も何度か光る走りを見せてはいましたが、このレースもギアボックス交換による降格で15番手からのスタートから、順位を上げていくも、途中、ウォールにホイールをヒットさせてしまい、1回余分にピットに入りながらもこの結果。
 ウィリアムズのクルマの出来とも相まって、今年はかなり期待できそうです。

聴きました。

  • レミオロメン: ether「エーテル」 (★★★★)
  • 平井堅: 歌バカ (★★★★★)
  • ORANGE RANGE: NATURAL (★★★)
  • L'Arc〜en〜Ciel: AWAKE (★★★★)
  • スキマスイッチ: 空想クリップ (★★★★)
  • Mr.Children: I love U (★★★★★)
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