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2016年1月

2016年1月27日 (水)

真田丸第2回

真田丸2回目も見ました。
今回は、武田勝頼が破棄した新府城から、真田の本拠地岩櫃城への逃避行。
ただ、注目すべきは滅び行く武田家の方でした。

放送後話題になったのは、武田勝頼の滅び様。
演じた平岳大の演技が良かったですね。
最近では歴史の教科書も書き換わったようですが、かつては
「長篠の戦いで3000丁の鉄砲隊を前に騎馬隊で無謀な突撃を繰り返して、武田家を滅亡に追いやった愚将」
という評価をされていました。
人質であった真田兄弟を父の元に戻すなど、情に厚く優しい人柄であるところを見せました。

また、非常に興味深かったのは、新府城に入った徳川家康に、
「勝頼は愚鈍な将ではなかった。父が偉大すぎたのか、取り巻きが無能だったのか」
と言わせています。
今回の真田丸では、こういう当時の事情や人間関係、力関係を、台詞の中に上手く盛り込んで視聴者に対する説明も兼ねている部分が多く見られます。

もう一つ、このシーンで徳川家康を演じているのは内野聖陽(うちのまさあき)。
2007年の大河ドラマ「風林火山」で武田家の武将・山本勘助を演じていました。
その内野に「武田が滅びてもうれしゅうない」と言わせてしまいました。
思わず「そりゃそうだ」とツッコミを入れたくなってしまいます。

徳川家で言うと、武田家が家臣の裏切りで滅びていった姿を見た徳川家康が「徳川家ではこのようなことはないであろうな」という言葉に、
家臣である石川数正の「徳川家中は一心同体、心配ご無用でございます」という台詞。
一見普通のやり取りに見えますが、この石川数正は4年後、豊臣秀吉の天下が近づいたと見るや、徳川を離れて豊臣の家臣になってしまうので。
よりによって石川数正にこの台詞を言わせるとは。三谷幸喜、完全に狙ってるでしょう。

さて。
本筋では、真田昌幸が織田信長の侵攻に対してどう対応するかという展開になってきました。

2016年1月18日 (月)

真田丸第1回

遅ればせながらですが、真田丸の第1回を見ました。
一部、ニュース等で知ってしまっていた部分もありましたが、おおむね予想通りの内容でした。

個人的に気になったのは、大泉洋演じる、真田信幸の扱い。
主役が真田信繁(堺雅人)なので、そちらが目立つようになるのはしょうがないのですが。
なんか雰囲気的に、出来が良いのは信繁の方で、兄はお堅すぎて融通の利かないイメージになってしまっている気がします。。。

真田昌幸を演じる草刈正雄はかなり良い感じです。
新府城築城の主担当者としての責任と周囲からの信頼感と、現実論としての状況把握ができている知将としての風格。

真田兄弟含む、真田家の面々を前に「武田家は滅びぬ」と言った直後に、兄弟二人とのシーンになったとたん「武田は滅びるぞ」と言わせてみたり、「浅間山でも噴火しない限り、武田は滅びません」と言った直後の浅間山噴火シーンは、三谷幸喜らしい遊び心なのでしょう。

遊び心と言えば、真田兄弟の母、真田昌幸の妻である高畑淳子演じる山手殿(薫)の描かれ方が、完全にネタになっています。
失礼な言い方ではありますが、群馬・長野の山間部に拠する真田家には不似合いなお公家様っぷりです。
ただ、それもそのはずで、この山手殿、京都の公家、菊亭晴季(はるすえ)の娘と言われている人なのです。
菊亭晴季はこの後、豊臣秀吉が関白・太閤になるにあたっての主要人物になる人なので、かなり高貴な方です。

そんな遊び心を織り交ぜながらも、そこそこの歴史好きが「ふむふむ」と言ってしまいそうなシーンが随所に織り込まれています。

私が気になっているのが、高嶋政伸演じる北条氏政を紹介するシーンがいつもご飯を掻き込んでいるシーンであること。
これは、北条氏政の父である、関東北条家三代目の北条氏康が、息子氏政が、いつもごはんにかける味噌汁の量を上手く調整できないことを見て「北条家も私の代が最後か。」と嘆いたという逸話に基づいているものと思われます。

北条家はこの先、真田家と数々の遺恨を残す間柄になっていきますので、この氏政がどう描かれるのかが気になるところです。

2016年1月 4日 (月)

名古屋城、木造復元に賛否

名古屋城、木造復元に賛否=「本物」天守閣に400億円―市長構想、経済効果疑問も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160103-00000015-jij-soci

城の復元は嬉しいですが、さすがに400億はやりすぎな気がします。

「年間100億円の経済効果」というのも怪しい表現で。
これは100億円のお金が動くというだけであって、4年で元が取れるわけではないのですよね。
自治体は営利団体ではありませんので、利益を上げる必要はありませんけど、かといって400億出費するからには、結果的に市の税収として還流される仕組みを考えないといけません。

また、木造の場合、その維持費も考えなければなりません。
姫路城天守閣以上の巨大建造物になるはずですので、メンテナンスできる技術者も限られますし、何十年に一度とはいえ大規模な修繕を行わなければなりません。
そういったところまで考慮しての発言なのかちょっと疑問が残ります。

そもそも、この市長さん、減税を謳って当選したはずですよね。
こんな大掛かりで、収入の当てもない事業にこんな大金つぎ込んで大丈夫なのでしょうか。

尾張名古屋は城で持つ。
 名古屋市の中心に建つ名古屋城をめぐり、河村たかし市長が打ち出した天守閣の木造復元構想が論議を呼んでいる。コンクリート造からの建て替え費用は、市の見積もりで最大約400億円。文化的価値や経済効果をうたう市長に、市民からは必要性や実現可能性を問う声が上がっている。
 名古屋城は戦時中に焼失し、再建から半世紀以上がたつ。老朽化に加え耐震性に問題があり、市は木造復元案のほか、約29億円で耐震改修する案も検討してきた。
 河村市長は「城は市のシンボル。寸分たがわぬ復元を」と訴え、訪日客が増える東京五輪前の完成を目指す。2015年度9月補正予算に調査費3500万円を計上。「本物」の復元で入場者は現在の年165万人から2倍となり、年100億円の経済効果を生むとして、「市民一人一人がもうかる」とばら色の未来を描く。
 これに対し、市民には困惑が広がる。住民説明会では、「文化遺産になる」「孫に本物を見せたい」と賛同する声の一方、「財源はどうするのか」「人命に関わる事業が優先」との批判も。市は財源として補助金や寄付のほか、市債や市税を挙げるが、保育士の女性(44)は「そんなお金があるのなら、保育園がいくつも造れる」と首をかしげる。

2016年1月 2日 (土)

真田丸

あけましておめでとうございます。

めずらしくテレビドラマの話題です。
今年の大河ドラマは、三谷幸喜脚本による「真田丸」です。
ご存知、戦国武将の真田幸村(信繁)の物語です。

何も知らずに三谷幸喜脚本の戦国ドラマとだけ聞かされていたらそれほど楽しみにはしないのですが、以前公開された「清洲会議」という映画。
たまたま見に行ったのですが(私が映画を見に行くのも珍しい)、なかなか面白かったのです。
三谷幸喜にありがちなコメディタッチのストーリーや演出もそうなのですが、史実や各武将たちの特徴を押さえつつ、それを上手くデフォルメしていたと感じました。

今回は、NHKの大河ドラマですので、あの映画と同じようにデフォルメされてしまうと困るのですが。。。
最近の大河ドラマは、何かと史実に反した無理のあるストーリー展開や演出に批判が集まることが多いようですのですが、そういう問題は起こらないのではと思っています。

そしてもう一つの注目はキャスティング。
主役の真田信繁役に堺雅人、その兄真田信之(信幸)役に大泉洋、そしてその二人の父親である真田昌幸役に草刈正雄。
堺雅人と大泉洋はこれまでも三谷ドラマに登場していますが、この配役は意外でした。
実直な兄信之と、少々やんちゃな所もある信繁というのがこれまで言われているキャラクターですから、堺雅人と大泉洋でしたら逆な気もするのですが。

そして、草刈正雄演じる真田昌幸には違う視点でニヤリとしてしまいます。
なぜなら、1985年に同じNHKの大河ドラマで真田家の父子3人を描いた「真田太平記」に真田幸村役として出演していたからです。
30年後、父昌幸役で同じNHKの大河ドラマに出演というのは、なかなかおもしろいです。

放送は10日からですけど、数年ぶりに大河ドラマを見てみようかなという気になっています。

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聴きました。

  • レミオロメン: ether「エーテル」 (★★★★)
  • 平井堅: 歌バカ (★★★★★)
  • ORANGE RANGE: NATURAL (★★★)
  • L'Arc〜en〜Ciel: AWAKE (★★★★)
  • スキマスイッチ: 空想クリップ (★★★★)
  • Mr.Children: I love U (★★★★★)
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