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2016年2月

2016年2月17日 (水)

真田丸第6回~北条氏政~

ようやく本格的に登場しました。
高嶋政伸演じる北条氏政。

北条氏政は、戦国大名の代表格でもある、北条早雲を初代とする後北条家の4代目です。
残念ながら決して有能な武将だったわけではありません。

先日も書いたように、初回、2回目の登場時は何故かご飯食べてるだけのシーンだったのですが、これは父である3代目の北条氏康に「毎日食べてるご飯にかける汁の分量もわからないとは。北条家は私の代で滅びるのか」と嘆いたという逸話によるものです。

そして実際に、最後まで豊臣秀吉に抵抗し、1590年ついに北条家は滅亡し、北条氏政も切腹することになります。
(ちなみに北条家5代目の北条氏直は高野山に追放後、その翌年に病死。男子はいなかったため北条家の直系は途絶えますが、氏直の弟氏規は、徳川家康と懇意にしており、その子氏盛が北条家を次ぎ河内狭山藩主として明治まで続いていきます)

しかしその一方で、1590年の豊臣家との開戦時点では、北条家は上野は沼田、下野も南半分を、また佐竹氏が治めていた常陸にも侵攻し、北条家の最大版図を築いたのです。
単なる無能な武将であったら、ここまで勢力を拡大することはできなかったでしょう。

豊臣秀吉に最後まで抗戦したのも、決して彼の独断ではなく、むしろ豊臣秀吉側が恭順しようとする北条家を、天下統一最後の一大イベントとするため受け入れなかったとの説もあります。

そんな北条氏政を、三谷幸喜がどう描き、高嶋政伸がどう演じるのか楽しみです。
それほど出番があったわけでもないのに、すでにこのドラマの中では異彩を放っています。


2016年2月14日 (日)

真田丸第6回

 6回目に入ってしまいました。
 第3話「策略」、4話「挑戦」、5話「窮地」ももちろん見ましたけどね。

 2話までは武田家滅亡ということで、武田家とそれを滅ぼす側の織田家・徳川家の面々が登場しましたが、3話で信州真田家の面々が登場しました。
 3話からは、長澤まさみや黒木華といったヒロインたちもそうですが、真田家の重臣・矢沢頼綱、昌幸の弟信伊(のぶただ)、あとは信濃国衆の室賀正武(度々昌幸と敵対)、出浦昌相(盛清とも。透破(すっぱ)いわゆる忍者の頭領)が登場し、一気に物語の世界が広がります。
 室賀も出浦も実在の人物です。
 武田家が滅び、このまま織田につくのか、敵対し上杉や北条の庇護を受けるのか。

 第4話は織田の下につく事に決めた真田昌幸が織田信長に面会を果たしまします。
 その結果、姉の村松殿(ドラマ中では松。木村佳乃)が人質として安土に向かうことになります。
 しかし、到着早々本能寺の変が勃発。

 第5話で、本能寺の変を受けての混乱が描かれます。
 せっかく悩みに悩んで織田につくことを決めたのにその織田が滅んでしまった昌幸の悔しさ。
 滝川一益は情報収集が遅れ、未だに本能寺の変を知りません。。。
 一方、徳川家康は信長に招かれ京都を観光中。少ない手勢を率いて、かの有名な”伊賀越え”で三河に帰ります。
 このシーンがあまりにもコミカルに描かれていて。さすが三谷幸喜と思いつつも、実際の所はかなり凄惨な逃避行でもあったそうなので、そんな描き方で良いの?とも思ってしまいます。

 そして今回の6話。
 信繁は安土から信濃への逃走。途中で明智軍に追われ、姉のまつが海に身を投げてしまうのですが、、、正直ここは何でそんな展開に?と思わざるを得ません。
 第一、安土から信濃に行くのに海通らないでしょうし。。。
 次の物語への伏線なんでしょうが、あんまり変な創作はしないで頂きたいのですが。。。
 と思ってオフィシャルサイトを見ていたら木村佳乃のインタビューがあって、次回の再登場は5/1の17話とのこと。壮大な仕込みがありそうです。

 村松殿の夫である小山田茂誠が、結構この物語のキーパーソンになっていますが、実際の所、武田家滅亡後の動きはよくわからないのですね。
 真田太平記ではどうだったでしょう。。。(後で読み直そう)
 武田勝頼を最後の最後で裏切った小山田信茂の血縁であったことは確かなようなので、武田家滅亡前に村松殿とは結婚しているのだと思いますが。
 と同時に、真田昌幸が娘を織田信長の人質として安土に送っており、真田昌幸と山手殿の間に生まれた女子は村松殿のみであることからも、このドラマで武田家滅亡時点では新婚であり、その後、村松殿がすぐに安土に送られ、そこから信濃に逃げ戻るというのは史実からはかけ離れていないと思われます。

 また、小山田家の家督はこの時点では小山田茂誠ではなく、その父の小山田有誠であり、歴史資料上に小山田茂誠の名前が登場するのは1590年だそうです。
 ですので、三谷幸喜曰く「史実が残っているところは史実通りに、そうでないところは想像を膨らませて書くというスタンス」が如実に表れるところなのでしょう。
 http://www.nhk.or.jp/sanadamaru/special/interview/interview01.html
 参考Wikipedia
 小山田茂誠(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%B1%B1%E7%94%B0%E8%8C%82%E8%AA%A0
 村松殿(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%91%E6%9D%BE%E6%AE%BF

 本能寺の変から12日後、山崎の合戦で羽柴秀吉が明智光秀を討ち取り、織田信長の後継者争いに一歩先んじます。
 同時に、真田昌幸が担いだ滝川一益は事実上、後継者争いから脱落します。
 そのシーンでの「私が肩入れした者たちは、何故か運を逃す」と嘆くシーンがありましたが、ここでハタと気づかされました。

 草刈正雄が貫禄たっぷりに演じている真田昌幸ですが、この時点ではまだ35歳前後。
 しかもつい数ヶ月前までは武田の一家臣に過ぎなかったわけですから、このような数々の戦国大名たちの狭間で策謀に明け暮れていたわけではないのです。
 ドラマの中では息子信繁の言葉で自信を持つわけですが、1582年からの信濃を襲う大混乱の中で、昌幸自身も大きく成長したのでしょうね。
 それを感じさせるシーンでしたし、三谷幸喜もそこを描きたかったのであろうと思います。

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聴きました。

  • レミオロメン: ether「エーテル」 (★★★★)
  • 平井堅: 歌バカ (★★★★★)
  • ORANGE RANGE: NATURAL (★★★)
  • L'Arc〜en〜Ciel: AWAKE (★★★★)
  • スキマスイッチ: 空想クリップ (★★★★)
  • Mr.Children: I love U (★★★★★)
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