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2017年5月15日 (月)

2017F1R5スペインGP

今年のF1は本当におもしろい。
とにかく大幅なレギュレーション変更があったにも関わらず、各チームの格差が狭まったことが大きい。
そしてクルマの性能が大幅に向上したことで、それを操りきれているドライバーと制御し切れていないドライバの差が顕著に表れるようになった。
昨年までは、順位がチームごとに並ぶことが多かったが、今年はたとえば、ハミルトンとベッテルが激しい争いを繰り広げている一方で、同じチームのライコネン、ボッタスは、コンスタントに差をつけられてしまっている。
では、彼らがそんなにダメなドライバーなのかというとそんなことはなく、ライコネンは言うまでもなくチャンピオン経験者であるし、ボッタスはチーム移籍直後でなじんでいない面もあるし、そもそも予選のタイム差に関しては昨年のハミルトンとロズベルグよりも少ないくらい。

スタートではベッテルが好ダッシュを見せ、1コーナーまでにハミルトンをオーバーテイク。
その後ろでは、ボッタスとライコネンが軽く接触した弾みで、ライコネンとフェルスタッペンがクラッシュ。両者リタイアとなる。
さらにその影響を受け、7位スタートだったアロンソがマッサと接触しコースオフ。
これで後続が混乱し大幅に順位が変動。
3位以下はボッタス、リカルド、そしてペレス、オコンのフォースインディア勢が続き、7位にヒュルケンベルグ、マグヌッセン、サインツ、グロージャンと続く。

トップはベッテルがハミルトンとの差を3秒ほどまで広げる展開。
これまでのレースからすると、フェラーリの方がタイヤに余裕があることが多く、ハミルトンの動きを見ながら戦略を臨機応変に変えられるのかと思っていたが、先に動いたのはフェラーリの方。14周目にピットインしてソフトタイヤに変更。

ハミルトンは21周目まで引っ張り、ここでミディアムタイヤに変更。
これでは差を詰められず後半勝負に持ち込む模様。
一方、まだタイヤ交換を行っていない3位のボッタスは、すぐ後ろにまでベッテルに迫られる。
抜きにくいバルセロナのコースに、メルセデスのエンジンパワーもあり、ボッタスを抜けない。
結局2周に渡り足止めに遭い、ハミルトンとの差が一気に縮まる。

34周目にバンドーンがインに入ってきたマッサに気づかず(?)、1コーナーで接触。
バンドーンはサスペンションを壊してリタイア。
これでバーチャル・セーフティー・カーが入る。中段チームはこのタイミングで一気にピットインしてタイヤ交換。
トップ争いのベッテル、ハミルトンはそのままコースを走り続ける・・・と思っていたところ、VSC解除とほぼ同時にハミルトンがピットイン。
最後のピットインでソフトタイヤに変更。

ベッテルの方はこの後ミディアムタイヤに替える必要がある。
この時点で現在のセットは約20周。残りは約30周。
既に摩耗したソフトタイヤのベッテルはタイムの向上を期待できず、一方のハミルトンは新品のソフトタイヤで差を詰めてくる。
ベッテルはすぐに反応し、ハミルトンの翌周38周目にピットイン。

ピットアウトすると、アウトラップを終えたハミルトンとバッティング。
1コーナーは完全に横並びとなり、ハミルトンがコース外に軽く押し出される。
ベッテルが何とか順位をキープし、残り28周を争う。

39周目、ボッタスのエンジンが壊れリタイアとなる。
ボッタスは土曜日の朝、新しいエンジンに問題が発覚し、前戦ソチまで使用していた古いエンジンに戻していたため、マイレージが厳しかったのかもしれない。

ベッテルとハミルトンの争いは、明らかにハミルトン有利。
ベッテルは毎周何とか1コーナーをしのぎきるが、44周目完全にスリップにつかれて万事休す。

しかし、オーバーテイクしたハミルトンの方も、タイヤを酷使しており、すぐにペースダウン。
このソフトタイヤで30周近くを走らなければならない。
ベッテルはすぐに差を詰め直すが、DRSを使える1秒以内というところまでは迫れない。
その後は、ベッテルの方もミディアムタイヤの状態が良くならず、ペースアップできずに、一度は3回目のピットストップでソフトタイヤに換える戦略も上がる状態。

結局ハミルトンが最後まで逃げ切り、今季2勝目。
2位にはベッテル。
3位にはレッドブルのリカルドが今季初表彰台。
4位、5位にはペレスとオコンのフォースインディア勢。これで5戦連続2台入賞。コンストラクターズランキングも4位をキープしている。
6位にはヒュルケンベルグ。こちらもバーレーンから3戦連続入賞でルノーは着実に調子を上げている。
7位にはサインツ。地元スペインでデビュー以来3年連続入賞となった。
8位はザウバーのウェーレイン。5秒ペナルティを受けたものの、1ストップ作戦を成功させ見事今季初ポイント。
9位はクビアト、10位はグロージャン。
予選7位で期待されたアロンソは12位となった。

決勝順位は下記の通り。
1 ハミルトン メルセデス
2 ベッテル フェラーリ
3 リカルド レッドブル
4 ペレス フォース・インディア
5 オコン フォース・インディア
6 ヒュルケンベルグ ルノー
7 サインツ トロロッソ
8 ウェーレイン ザウバー
9 クビアト トロロッソ
10 グロージャン ハース
11 エリクソン ザウバー
12 アロンソ マクラーレン
13 マッサ ウィリアムズ
14 マグヌッセン ハース
15 パーマー ルノー
16 ストロール ウィリアムズ

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